赤ちゃんの味覚発達と離乳食への移行がラクになる

母乳育児というのは、赤ちゃんにとても良い影響が与えられます。

赤ちゃんが「繊細で豊かな味覚」を備えるのも、母乳のおかげですし、離乳食に移行するのがラクになる効果も母乳にはあるのです。ミルクでは出来ないこと、それが母乳育児では出来るというわけです。

それでは、赤ちゃんに与える良い影響について、詳しくご紹介していきたいと思います。

赤ちゃんの味覚を育てる

赤ちゃんはお腹が空くと、おっぱいが飲みたいとねだります。空腹時の赤ちゃんが飲む母乳は、「糖分が多くて甘い味」になっているので、食欲をそそる風味になっています。つまり、赤ちゃんがその後も母乳をグングン飲み進めてくれるように、母乳が食欲促進作用のある風味になっているのです。

母乳を飲み進めていくと、今度は「たんぱく質の量」が増えた母乳になりますので、赤ちゃんはたっぷりと、たんぱく質を摂取することができます。この時に出ている母乳の味というのは、自然に赤ちゃんにとって都合の良い味付けがしてあります。

最後の方になると、母乳の仲には「脂肪分」が多くなっていきます。脂肪分を摂取すると、赤ちゃんは満腹感を得るので、自然とおっぱいの時間が終わっていくようになっています。こうやって、最初・途中・最後と、味や成分の含有量に変化をもたらして、赤ちゃんに美味しく満足できる母乳を与えることができます。

食欲をそそる風味から始まり、たんぱく質の量が増えた母乳になって、最後は脂肪分で満腹感を与えるというのは、まるで「フルコース」を食べているようだと思いませんか?このように、母乳でフルコースを味わうことにより、赤ちゃんの味覚というのは育まれていくのです。これがミルクであれば、フルコースを味わうことは出来ません。

離乳食への移行がラクになる

母乳を飲んでいる赤ちゃんは、離乳食に移行するのがラクだと言われています。ミルクを哺乳瓶で飲んで育った赤ちゃんというのは、哺乳瓶の乳首を吸うだけでミルクを飲むことができます。哺乳瓶の仕組みが、そうなっているから簡単に飲むことができるのです。

しかし母乳を飲むというのは、哺乳瓶とは全く違う動きが必要になります。ママの乳首を吸っただけでは、母乳はなかなか出てこないのです。アゴと舌を使いながら乳首を噛むようにして、歯茎で乳頸部をしごきながら出てきた母乳をゴクっと飲み込みます。

つまり母乳をママのおっぱいから直接飲んでいる赤ちゃんというのは、乳首を吸うのではなくて、噛みながら飲み込むといった感じで母乳を飲んでいます。この動きというのが、実は食べ物を噛んで飲み込む時の動作に繋がっています。赤ちゃんは、母乳を飲んでいる時から既に、食べ方の練習をしているのです。

このように、母乳をおっぱいから直接飲んでいる赤ちゃんあれば、離乳食に移行をしてもラクに噛みながら飲み込む事ができるようになります。

ちなみに離乳食に入る前に、ミルクではなく果汁などを飲ませる事がありますが、母乳にはビタミン類もたっぷり含まれていますので、母乳育児の場合であれば、果汁を与える必要はありません。

Copyright (C) 2017 ハウツー母乳育児 All Rights Reserved.